【2019年最新版】JR山手線沿いのマンション相場は？田町駅のマンション相場を徹底解剖！

JR山手線各駅のマンション相場レポート記事、今回は湾岸エリアで着実に発展を遂げている田町駅です。

駅周辺には大規模な商業ビルが立ち並ぶ一方、慶應義塾大学のお膝元である都営線三田駅もすぐ近くにあり、商業的にも文化的にも先端なイメージがあります。

そんな田町駅近辺のマンション相場価格はどのようになっているのでしょうか。

田町駅とは

田町駅はＪＲ山手線と京浜東北線のみが乗り入れるＪＲ東日本の駅です。東海道本線が開通した時に品川駅や烏森駅と同時に開設された歴史ある駅で、名前は当時の周辺の地名が由来となっています。

近隣はオフィスビルが多く建ち並ぶほか、都営地下鉄三田駅も近く、乗り換えにも大変便利です。

方向が同じ2路線のみの小さい駅ながら1日当たりの平均乗降員数は15万人強で、ＪＲ東日本の駅の中でも18位と上位に食い込む多さです。

そんな田町駅の現在のマンション相場などをHowMaの機能で調べてみたのでご紹介します。

田町駅周辺エリアの売買相場価格、賃貸相場価格

田町駅徒歩圏内のエリアをピックアップし、それぞれの売買相場価格と賃貸相場価格をHowMaの不動産相場マップにて調査しました。
　　　

広さ／築年数別の田町のマンションの相場　ファミリー向けマンションの人気が意外と高い！

不動産の買い時と売り時を知るには、常に相場に注目する必要があります。しかし、自動的に情報が入ってくる環境でない限り、相場のチェックは難しいものです。

そこで、所有マンションや購入を検討するマンションの相場を知りたいとき、Howmaではワンクリックでチェックできます。

ここでは田町駅付近のマンションの相場、家賃の相場を確認してみましょう。

田町駅は二つの出口に分かれており、両出口とも数々の有名企業がオフィスを構えています。オフィス街として広がっていますが、少し駅から離れると大きな病院や公園、大学など、ビジネスだけではなく、住環境にも優れた街である点が特徴です。

80平方メートル以上の新築マンションで1億円を超える価格になっているなど、住環境の良さも相まって不動産の相場も高めです。

新築のファミリー向け物件を買うのであれば、1億円近いお金が必要になります。

ただし、築30年の中古物件であれば、およそ半値ほどに下がります。そのため、共働き家庭であれば、ファミリー向けであっても購入可能な価格帯だと言えます。 

ここでは一人用から四人用まで、それぞれのマンションの相場を提示していますが、その中で最も値が下がりにくいのが、4人家族が住める80平方メートルマンションとなっています。

データは、田町に住みたい家族が多いことを証明しています。

田町駅の周辺で最もマンションが高い場所は芝エリア

次に、マンションの売買のデータから算出した、田町駅付近でのマンションの売買の相場（ 築10年、80平方メートルのマンション ）を確認してみましょう。

田町駅付近で最もマンションの価格が高いのは、芝エリアになっています。芝方面のマンションは、築10年の中古物件でも1億円を超え、簡単に購入できるとは言えません。

それよりやや下がるのが、芝浦や三田、海岸です。マンションを購入するのであれば、このエリアのほうが向いていると言えます。芝方面は公園や学校が多く、田町付近でも特に住環境に優れていることから、このような売買の相場になっているのでしょう。

田町駅周辺で最も家賃が高いのは海岸エリア

Howmaでは売買の相場だけではなく、家賃の相場もチェックできます。田町駅付近で最も家賃が高く設定されている地域はどこでしょうか。

最も家賃が高いのは海岸エリアです。マンションの相場で上回る芝エリアよりも、海岸エリアは家賃の相場が高くなっています。意外な結果ですが、Howmaで家賃の相場を調べれば、収益性の高いマンションが建つエリアが判明します。

海岸エリアは、賃貸不動産の運営に向いていると言えるでしょう。

田町駅の周辺で土地の価格が最も上昇しているのは、芝浦2丁目

以下は、2018年から2019年にかけて田町周辺の公示地価が、どの程度変化したかを示す表です。

田町駅付近の公示地価で最も地価の上昇幅が大きいのは、港区芝浦2-3になっています。元の地価がそれほど高くなかったこともあり、10%以上と非常に大きな上昇率です。全てのエリアで6%以上の上昇が見られるため、田町駅付近の人気ぶりが伝わってきます。

田町駅の周辺は全域で人口が増加中

不動産の相場の変動は、人口の増減に大きな影響を及ぼします。そこで、2010年と2015年の国勢調査のデータから、田町駅の周辺で人口が増えているエリア、反対に減っているエリアを再確認しましょう。

驚いたことに田町駅付近では、全てのエリアで人口が増加しています。2,000人以上も人口が増えているエリアが3つもあるなど、東西南北のどこを見ても人口が増加傾向にあります。

それまではあまり住宅地としての需要がなかった田町が、2010年から2015年の間に大きく注目された結果、このような人口の増加につながったと考えられます。

投資用物件を購入するにしても、値上がりを期待するにしても、田町駅は狙い目のエリアと言えそうです。

田町駅各方面の特徴と著名なマンション

田町駅周辺はオフィスビルの立ち並ぶオフィス街になっています。三田駅方面に少し歩くと慶応義塾大学のキャンパスがあり、サラリーマンだけではなく学生も多く行きかう活気のある街です。反対に東側へ少し行くと東京湾に面した芝浦エリアで、豊かな自然を感じることもできるでしょう。23区の中でも比較的治安は良いです。

三田口

内陸側にある入口です。バンダイナムコホールディングス、森永製菓、三菱自動車工業など大手企業の本社、慶応義塾大学や戸板女子短期大学の学校関連施設が多くあるのがこちらの三田口です。駅前で第一京浜と日比谷通りが交差しており、車でのアクセスも良好なため飲食店や都市銀行の支店、商業施設なども多く存在しています。駅前すぐには飲食店を中心とした商店街があり、下町の雰囲気を漂わせています。

その他、各国の大使館や障碍者福祉会館・労働基準監督署、勤労福祉会館などの公共施設も多いです。また、神社やお寺なども多く、静かな住環境が確保できます。少し離れた丘陵地帯には高級マンションが多く建ち並んでいますが、小規模なものが多く代表的なマンションといえる建物はありません。

芝浦口

20世紀に入ってから埋め立てられた比較的新しいエリアで、平坦な土地と運河が多いのが特徴です。開発された当初からエリア内の建物は工場や倉庫、オフィスビルが主であり、住宅やマンションは殆どありませんでした。ただ2000年代に入って再開発が進み、高層マンションが建ち始めています。現在は急速に住人が増加しており、そのためスーパーや飲食店など、住環境も整いつつあるといって良いでしょう。現在では路線バスやスポーツセンター、小学校なども整備・移転されており、生活に不便はありません。東京湾から吹き抜ける海風が気持ちの良いエリアです。

芝浦口の代表的なマンション　

クラッシィハウス芝浦　

スクエアなデザインがシンプルながら洗練された空気をかんじさせる佇まい。植栽の緑と運河の緑が織りなす四季折々のコントラストが美しく、都会にいながら自然をゆったりと享受できます。オートロックや防犯カメラに加え24時間セキュリティシステムを導入、防犯性が高く安心して暮らすことができるでしょう。浄水器やディスポーザー、食洗器など室内設備も充実。快適なアーバンライフを楽しめます。

>クラッシィハウス芝浦の概要はこちら

芝浦アイランドグローヴタワー

地上49階建ての堂々たる佇まい。白を基調としたエントランスは清潔感があり、広々とした印象です。コンシェルジュサービスやプライベートガーデンをはじめとした共用施設も高級分譲マンションならではの充実ぶりで、快適な生活が楽しめます。40ｍほど離れたところにスーパーがありますのでお買い物にも困りません。

>芝浦アイランドグローヴタワーの概要はこちら

キャピタルマークタワー

近未来的なスタイリッシュなデザインのタワーが目を引く物件です。ダブルオートロックや24時間セキュリティシステム、オール電化、免震構造など防犯・防災面でも優れた設備を導入しているので安心して暮らすことができます。ゲストルームやキッズルームをはじめ、共用施設も充実。快適な都市生活が送れます。

>キャピタルマークタワーの概要はこちら

田町駅エリアにおけるマンション相場価格のまとめ

従来はビジネス街としての需要が高かった田町ですが、近年は人口が急激に増加しており、住宅地としての人気が上がっています。

マンションの相場が隣の浜松町と同等の水準になるなど、山手線の中で田町は今人気のある駅の一つだと言えます。

都心へのアクセスの容易さだけではなく、大学が広がる環境、公園や病院がある点など、住環境に配慮した街として、これから先の田町の人気はさらに上がっていくかもしれません。

公示地価を見てもわかるように、田町でマンションを購入したい人は、少しでも早い行動が必要になってくるでしょう。

また、売り時に関しては、まだ上昇する可能性があります。ただし、一度に大量の売りが入った場合、価格が暴落する可能性は否定できません。Howmaで常に注目して最適な売り時を見つけてください。

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※東京23区ごとのマンション相場レポートは以下の記事をご参照ください。

>【2019年最新版】東京23区のマンション相場価格を徹底レポート！都内のマンションはどの区が安い？どの区高い？