【2019年最新版】JR山手線沿いのマンション相場は?高田馬場駅のマンション相場を徹底解剖!

JR山手線各駅のマンション相場レポート記事の第三弾は高田馬場駅です。

自らの居住用投資用問わず、東京都内のマンション購入や売却を検討されている方はぜひご参考にしてください。

高田馬場駅の特徴は

高田馬場駅は、JR山手線の他西武新宿線、東京メトロ東西線などが乗り入れる駅です。
乗降者数は1日平均50万人前後で、巨大ターミナル駅ほどではないですがかなりの人数が乗降していることが窺えます。

JR山手線で新宿駅と池袋駅の中間にあり、どちらも所要時間5分とアクセスも良好。
千葉まで直通の東西線や東京都下に伸びる西武新宿線など、郊外からも足を伸ばしやすいため通勤・通学のための乗り換えに利用する人も多い駅です。

そんな高田馬場駅の現在のマンション相場などはどうでしょうか。HowMaの機能で調べてみました。

マンションの売買をお考えの方は是非とも参考にされてください。

高田馬場駅周辺エリアの売買相場価格、賃貸相場価格

高田馬場駅徒歩圏内のエリアをピックアップし、それぞれの売買相場価格と賃貸相場価格をHowMaの不動産相場マップにて調査しました。
   

広さ/築年数別の高田馬場周辺のマンション売買・賃貸相場

まずはHowmaで算出したマンションの売買相場及び賃貸相場を、面積・築年数別に確認してみましょう。

広さ
(主な間取)
築年数 買ったら
売ったら
借りたら
貸したら
25㎡
(1K)
新築 2,600万〜3,100万円 9.3万〜11.4万円
10年  2,200万〜2,700万円 8.1万〜9.9万円
20年 1,800万〜2,200万円 7.5万〜9.2万円
30年 1,400万〜1,700万円 7.5万〜9.2万円
50㎡
(1LDK)
新築 5,200万〜6,300万円 18万〜22万円
10年  4,400万〜5,300万円 15.7万〜19.2万円
20年 3,600万〜4,400万円  14.5万〜17.7万円
30年 2,800万〜3,400万円  14.5万〜17.7万円
70㎡
(2LDK)
新築 7,200万〜8,800万円 24.6万〜30.1万円
10年 6,100万〜7,500万円  21.3万〜26.1万円
20年 5,000万〜6,100万円 19.7万〜24万円
30年 3,900万〜4,800万円  19.7万〜24万円
80㎡
(3LDK)
新築 8,200万〜1億円  27.7万〜33.8万円
10年 7,000万〜8,500万円 24.1万〜29.5万円
20年 5,700万〜7,000万円 22.2万〜27.2万円
30年 4,500万〜5,500万円 22.2万〜27.2万円

また高田馬場駅周辺は早稲田大学を中心に数多くの大学があるので、学生向けマンションの運営にも向いています。

単身者向けの築浅マンションの場合、築10年ほどであれば2000万円台前半で購入できます。
築30年物にもなれば、新築価格の半額近くまで値段が下がります。一方で、賃料相場はそう大きくは下がらないので、効率よく投資をすることが可能です。

70平方メートル以上のファミリー向けマンションになると、高田馬場駅周辺といえどもかなり価格が高くなっています。
一般的な収入のサラリーマンでは購入することは、なかなか難しい価格帯となっています。
ただし、高田馬場の全体的な傾向として築30年もすると、マンションは新築時の価格の60%程度になっています。値下がり幅はやや大きめです。

ファミリー向け物件の場合を持っている場合、大きな値下がりが発生する前に売却してしまった方が良いかもしれません。

高田馬場駅周辺で最もマンション売買の相場価格が高い場所は目白エリア

次に、高田馬場駅周辺のエリア別の売買相場を確認してみます。

この場合は築10年、面積80平方メートルのマンションを売買事例としてデータを出しています。

町名 売買相場
目白 5,700万〜6,900万円
高田 4,800万〜5,900万円
百人町 4,800万〜5,800万円
下落合 4,700万〜5,700万円
西早稲田 4,600万〜5,600万円
高田馬場 4,500万〜5,500万円
大久保  4,400万〜5,300万円

エリアで見ると、高田馬場駅よりも目白駅周辺の方が 売買の価格帯は高くなっています。

高田馬場駅周辺の場合、駅周辺よりも目白駅周辺まで行った方が高額なマンションが多いということでしょう。

高田馬場及び、大久保など新宿寄りの方面の方がマンション価格は安くなっています。

目白エリア以外はそう大きく価格が変わらないので、目白駅側が突出して価格が高いと言えるでしょう。

高田馬場駅周辺で最も賃貸相場価格が高いのは高田馬場エリア

町名 賃貸相場
高田馬場 22.2万〜27.2万円
百人町 22.1万〜27万円
西早稲田 21.2万〜25.9万円
高田 21.1万〜25.8万円
目白 20.8万〜25.4万円
下落合 20.5万〜25.1万円
大久保  20.5万〜25万円

一方同じく築10年、80平方メートルの物件を対象に、賃貸相場がどうなっているかも確認してみました。

こちらは逆に目白エリアが突出して高いわけではなく、高田馬場や百人町といった繁華街のあるエリアの家賃相場が高くなっています。

高田馬場駅周辺で賃貸物件を購入するのであれば、目白駅よりも学生やビジネスマン需要が見込める高田馬場及び百人町周辺の方が高い収益性を維持しながら賃貸物件の運営ができるでしょう。

高田馬場駅周辺で一番土地価格が上昇しているのは高田馬場1丁目

次は公示地価の推移から、高田馬場駅周辺で最も値上がりしているエリアを見てみましょう。

場所 ㎡単価 坪単価 上昇率(%)
豊島区高田3-10-10 90万円/㎡ 90万0000 円/㎡ 10.43%
新宿区高田馬場1-27-6 353万円/㎡ 353万0000 円/㎡ 7.95%
豊島区高田3-32-7 75万円/㎡ 75万0000 円/㎡ 7.14%
新宿区高田馬場2-8-4 200万円/㎡ 200万0000 円/㎡ 6.95%
新宿区高田馬場3-2-15 128万円/㎡ 128万0000 円/㎡ 6.67%
新宿区高田馬場4-32-10 67万円/㎡ 67万7000 円/㎡ 6.28%
新宿区高田馬場3-20-8 56万円/㎡ 56万2000 円/㎡ 6.04%
新宿区高田馬場4-8-4 318万円/㎡ 318万0000 円/㎡ 6.00%
新宿区高田馬場1-21-21 68万円/㎡ 68万2000 円/㎡  5.90%
新宿区高田馬場3-22-3 124万円/㎡ 124万0000 円/㎡ 5.08%

高田馬場駅周辺で最も地価が上昇しているエリアは、豊島区の高田周辺になりました。
ただし豊島区高田はやや駅から離れてるエリアにあり、土地の単価自体がそう高いわけではありません。

高田馬場駅付近で地価が上昇傾向にあるのは、新宿区高田馬場になっています。
1丁目から4丁目まで、どこも地価上昇率5%以上と高い伸びを見せています。

駅周辺の土地価格が堅調に上昇していることが分かってきます。
この周辺にマンションを購入すれば、賃貸需要も高いものがありますし、将来的な価格の伸びも期待できるでしょう。

すでに購入を検討している具体的な物件がある場合、または売却を検討中の物件がある場合はHowMaのAI査定サービスを使うとよいでしょう。

物件を登録するだけで相場の変動を定期的にお知らせしてくれたり、便利な機能が無料で利用できます。

また、HowMaのAI査定機能の使い方やご自身で相場を調べる方法については以下の記事をご参照ください。

参考記事:誰にも知られず自宅の相場価格を調べる究極の方法【土地・戸建・マンション別】【2024年最新版】

高田馬場駅周辺で人口が増えているのは東口・東高田馬場

国勢調査のデータから、高田馬場駅周辺の人口動態を確認してみます。

2010年と2015年の国勢調査の比較手は、高田馬場駅半径800メートル(徒歩10分)圏内では、以下のように人口が変動しています。

高田馬場駅周辺エリアの人口増減をマップで表したもの

高田馬場周辺で実際に人口が増えているのは、駅最寄りのエリアだと言えます。

多少のばらつきはありますが、高田馬場の東口は人口が減る一方で、大久保寄りや西側エリアは大きく人口を伸ばしています。
目白よりエリアはそれほど人口の変動はありません。

また雑司が谷寄りのエリアも人気があります。

高田馬場駅各方面の特徴と著名なマンション

高田馬場駅周辺だけでも、2万人弱の人が住んでいます。
駅周辺は商業施設や飲食店が多く便利ではありますが、繁華街で治安があまりよくありません。

ですが駅から離れると昔ながらの住宅街が広がる静かな街で、暮らしやすいと言えるでしょう。
新宿区内でも4番目に地価平均が高いエリアです。

駅は早稲田通りに面した早稲田口と戸山公園への道がある戸山口に分かれています。

それぞれのエリアの特徴と主なマンションをご紹介します。

早稲田口周辺エリアの特徴

ロータリーのあるメインとなる出入口です。

南側にはBIG BOX、東側にはFIビルなど複合商業ビルが立ち並んでおり、賑わいを見せています。

早稲田通り沿いには古書店や飲食店など学生に需要の高い店舗が並んでいます。

専門学校なども多く、学生街の雰囲気も漂うエリアです。

早稲田口に建つ著名なマンション

コンシェリア目白ザグランドレジデンス

コンシェリア目白ザグランドレジデンスは、公園に隣接した静かな立地が魅力的な物件です。

第一種低層住宅専用地域ですので周囲に高い建物もなく、十分な日当たりが確保できるでしょう。

ラウンジやエントランスホール、ホテルライクな内廊下など内装にもこだわり抜いており、ラグジュアリーな雰囲気と共にプライバシーもしっかり守ってくれるでしょう。

24時間セキュリティシステムもあり防犯面でも安心です。

戸山口周辺エリアの特徴

戸山口は早稲田口に比べて小ぢんまりとした出口です。

図書館や博物館、早稲田大学西早稲田キャンパスなどがある閑静なエリアで、落ち着いた雰囲気が漂っているのも特徴です。

徒歩5分程度の場所にある戸山公園は近隣住民の憩いの場としても親しまれています。

近年再開発の計画があり、巨大複合マンションが建つなど整備されつつあります。

戸山口に建つ著名なマンション

スカイフォレストレジデンスタワーアンドスイート

スカイフォレストレジデンスタワーアンドスイートは、街を変えるという壮大なコンセプトに基づいた大型複合プロジェクトの一角として建築されたマンションです。

住居となる免震レジデンスタワーの他オフィス棟や広場などを併設、戸山公園に隣接した立地で開放的な設計がされています。

フロントサービスや24時間防犯システムなど最新のサービスも充実しており、快適な都市生活を送るのにぴったりのマンションです。

>スカイフォレストレジデンスタワーアンドスイートの概要はこちら

ユニロイヤル西早稲田

ユニロイヤル西早稲田はツートンカラーが目を引く物件です。

高田馬場駅のほか西早稲田駅にも近いため、雨の日でも安心して駅まで行けるのが魅力です。

24時間管理システムに加え日勤の管理人がいるなど、セキュリティ面もしっかりしているので一人暮らしでも安心して暮らせます。

>ユニロイヤル西早稲田の概要はこちら

レクセル高田馬場

グレーとホワイトのモノトーンカラーがクールな印象の佇まいが特徴的なマンションが、レクセル高田馬場です。

東京防犯優良マンションにも選ばれたハイレベルなセキュリティが魅力。

スペースの取られた敷地やエントランスホールなど、開放的な間取りで都心にいながらゆったりとした気持ちで暮らせるマンションです。

>レクセル高田馬場の概要はこちら

高田馬場駅周辺エリアのまとめ

高田馬場周辺で高額なマンションが売買されているのは、目白エリアです。
一方で地価の上昇また賃貸需要が見込めるのは高田馬場駅周辺です。
高田馬場付近で賃貸物件目的でマンションを購入しようという方は、目白エリアよりも高田馬場周辺で購入するのがよいでしょう。

資産価値を求めるのであれば目白です。目白は池袋、高田馬場の療法にアクセスしやすいので、高い資産価値を維持できるメリットがあります。

高田馬場、目白周辺の両方ともマンションの売却をするようであれば、値上がりしている今は狙い目だと言えるでしょう。

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※東京23区ごとのマンション相場レポートは以下の記事をご参照ください。

>【2019年最新版】東京23区のマンション相場価格を徹底レポート!都内のマンションはどの区が安い?どの区高い?