海外赴任時に賃貸に出していた物件が空室になったこと、そして新居購入を機に、以前住んでいたご自宅を売却された田中様。元々は不動産の今の価格を知りたいと思い、HowMaを使い始め、定期的に価格更新のお知らせが届くのが便利で、そのまま使い続けたとのこと。
購入時の不動産会社と、コラボ査定でつながった不動産会社の3社の提案を比較して売り出し価格を決めたことで、AI査定額プラス400万で買い手が見つかりました。そんな田中様にコラボ査定をご利用いただいた理由や、利用したご感想を伺いました。
「今の不動産価格ってどうなんだろう?」「売却活動って何から始めればいいの?」そんな不安を抱えている方には、売却経験が豊富な田中様の体験談は参考になるでしょう。
売主様プロフィールと売却の概要
お名前 | 田中 彰様 |
ご年齢 | 40代後半 |
物件のエリア | 広島県府中町 |
物件種別 | 戸建て |
間取り | 4LDK |
成約価格 | 3,670万 |
売却期間 | 4ヶ月 |
売却理由 | 新居購入により住み替え |
海外赴任中に今の相場を知りたくなりHowMaに登録、常に最新の相場感を把握できた
戸建て売却を決断された経緯や、HowMaコラボ査定の活用方法、実際の売却プロセスについて語っていただきました。
ー 今回売却された戸建てについて教えてください。購入時の経緯や重視した点は何でしたか?
10年前、最初の結婚した時に買った家です。当時は通勤の便利さや駅近、大型ショッピングモールが近いこと、平地で住みやすい街ランキングで上位だったことが決め手でした。
そのときはずっと住むつもりだったので売却のことは考えていませんでしたが、結果的に立地が良かったため、良い値段で売れたと思います。
ー 賃貸に出されていたとのことですが、その経緯を教えてください。
5年前に海外赴任が決まり、その間物件を賃貸に出しました。帰国後も一度住むことを考えましたが、入居者がなかなか退去せず、自分も別の場所に住まいを借りる形になりました。
ー HowMaに登録されたのは2019年5月とのことですが、そのきっかけは何でしたか?
海外赴任中に「帰国後どうするか」を考えていた時期で、「今の相場を知りたい」という軽い気持ちで登録しました。たしかネット広告で見つけた記憶があります。
定期的に価格更新のお知らせが届くのが便利で、そのまま使い続けました。
ー 他の査定サービスや一括査定などは利用されましたか?
いいえ、HowMaだけです。HowMaからのメールのおかげで、最新の売却相場や賃料相場を把握できました。
新居購入を機に、より多くの情報収集できることを期待して5社に査定依頼した
ー 売却を考え始めたタイミングはいつですか?
再婚して新しい家を購入した時です。賃借人が退去する予定もあり、そのタイミングで売却活動を開始しました。
ー 売却活動ではどのような流れでしたか?
今住んでいる新居を買って、この物件が空き家になることを見越して、一度きちんと査定をしてもらおうと思ってコラボ査定を利用しました。確か2023年の年末ごろです。その時は、半年後には売れるだろうと考えて売却活動を始めたんです。
実は新居を買った時の不動産屋Aさんに、売る方のお世話もしてもらおうという話で、大体の相場とかも聞いていたんですね。すると「そこはすぐ売れますよ」と言われました。だから先に新居を購入して、この物件はしばらくして空室になってから売ったらいいなと考えました。
ー コラボ査定の会社選択画面で、表示された5社全てに査定依頼したのはなぜですか?
いろんな情報を取りたい、できれば多い方がいいと思ったからです。
ただ、蓋を開けてみると大体同じぐらいの査定が出てきたんです。なので最終的には、新居購入でお世話になった不動産会社Aにお願いしました。
ー 不動産会社選びでは何を重視しましたか?
査定依頼時に十分な情報は出してるはずなので、最初から結構なボリュームのある査定資料をくれたり、メールベースで細かく説明をしてくれるかを重視しました。5社のうち2社は査定書を最初にくれましたね。
実際にどんどん質問を繰り出せばすぐに答えてくれる会社や、細かく情報をくれる会社は信頼がおけると感じたので、やり取りを続けました。
一方、査定価格を出さずに「直接会ってから詳しく話したい」と言う会社は、最初のアプローチで一切やり取りをやめました。
その後のフォローが良いかどうかが気になってたのに、最初から会うのは面倒だなと思ったんです。さらにお話したら、結局その場で交渉に入ってくるだろうなと想像できるので、公平なジャッジにできないと感じました。
ー 最初の5社依頼した会社と、新居購入の時のA社、査定価格ってどのくらい差がありましたか?
一番高いところと低いところでいうと、たしか500万ぐらいの差がありました。
ちなみにA社の査定額とAI査定とを比べると400万近く差がありましたね。
ー その中で、最終的にご依頼されたA社さんはどの辺にいたのでしょうか?
一番高かったです、かなり上でした。積極的だなと感じました。ただ、その金額では無理だと思ったので、その査定額からちょっと下げて、値引き交渉とかあることも考慮した上で値段をつけたら、売れました。
もう本当に売り出してからは値下げもせず、最終的にこの方って決まった段階で、不具合箇所の修理費用として30万ぐらい値引きしたって感じです。
ー 内覧には何人いらっしゃったのですか?
私は立会いはしてないですが、おそらく20組入ったと思います。A社さんに内覧手配とか、対応は全ておまかせして、鍵も全部預けて、やってもらいました。
最終的に決まった方は2回内覧されてる方だったんですよ。1回目から3ヶ月後にもう一度来られて、「やっぱりここが本命だった」みたいな感じで決まったんです。近所に住んでいる方だったので、それが一番の決め手だったのかもしれないですね。
ー 4ヶ月で20組きているなら、結構いらっしゃったのですね!売却価格や結果には満足されていますか?
はい。最終的には3,670万円という満足できる価格で売却できました。値下げ交渉もほとんどなく、内覧者数も4ヶ月間で20組ほど来ていただきました。
売買が少ない地域のAI査定精度が少し低いと感じた
ー HowMaを使っている中で、もっとこんな機能・こういう情報が欲しかった、改善してほしいなどのご要望はありますか?
あえて言うならサンプルが少ないと査定精度が少し落ちることです。周辺の売却情報が少ない地域ではやむを得ないと思うんですけど。ただし、市場状況を把握する情報源としては十分役立ちました。
おっしゃるとおりですね。地域によっては売出件数が少なく、査定精度が低い場合もあります。他にも、周りでたまたま広いおうちをたくさん売り出されていた時期はちょっと上ぶれる場合もあります。AI査定額はあくまでも最新の市場状況を把握する情報源の一つとして活用いただければと思います。
実際の流れでも変動してるんだと思いますけども、何百万単位でA I査定価格が変動してたんで、「本当なのかな」って疑問に思うことは確かにあった。けど、結果的に多分リアルだったんだと思うんですよね。
ー ありがとうございます。弊社の査定技術を磨き、より高い精度で査定できるように改善してまいります。
ローンが残っていたので手残りシミュレーションが特に参考になった
ー HowMaのどんな機能が役立ちましたか?
価格更新のお知らせや周辺相場情報、賃貸時の家賃相場などです。特に手残りシミュレーションは参考になりました。
基本メールで見ていて、AI査定額や賃料相場とかの変動があったときはログインしていました。だいたい数ヶ月に1回は見ていましたね。メルマガで一番見たのは時期にもよるんですけど、ここ1年は相場情報の方ですね。それ以前は、賃料の方も見ていました。
期間限定で貸し出していたんですが、かなり低く設定したんですよ。でもマイページのAI査定を見ると、だいぶ高めだったんで、もうちょっと高くてもよかったかなみたいな反省はありましたね。
複数社への査定依頼・情報収集が効率的だった
ー 今後もHowMaを利用したいと思いますか?また、おすすめできますか?
HowMaを使ってみて、次の3つが良かったと思うので、また使いたいですし、同僚などにもおすすめしたいと思います。
- 複数の会社へ査定依頼や情報収集ができる
- 特に都市部ではAI査定の精度も高く非常に便利
- 手残りシミュレーションで売却後の収支を確認できる
ー インタビューにご協力いただきありがとうございます。本日伺った内容を元に、これからもサービスを改善してまいります。